製品技術紹介

シローダーラーロボット(脳をマッサージする癒しロボット)

瞑想体験で心と体を癒す
  • シローダーラーの適応
    ・頭痛・頭部の灼熱感
    ・不眠・不安・うつ状態・総合失調
    ・運動ニューロン疾患(筋萎縮性側索硬化症)
    ・小脳失調 ・高血圧 ・皮膚疾患(乾癬)
    ・精神病・てんかん・めまい・錯乱・アルコール中毒
  • 臨床的応用の可能性
    ・不安を減弱させるリラクゼーションシステム
    ・抑うつを軽減させる
    ・産前産後の心理的ケアシステム
    ・行動変容を助けるシステム
    ・和痛・催眠効果をもたらすシステム

 シローダーラーとは暖かいゴマ油を額に滴下することにより心と体を癒すインドの伝統療法です。現代は癒しの時代と言われ、人々は安らぎを求めています。本場インドでは名人がゴマ油の入った容器を手で持ちながら額に油を垂らしています。垂らす油の温度、流量、移動パターン、移動速度などが各名人の固有のノウハウとなっています。
 今回開発したこのロボットのコンセプトは、インドの名人芸を誰もが体験できるようにするというものです。このシステムは、施術による不快感をできるだけ少ない快適な体験にするための施術条件を自動的に選択してくれる施術のコンパニオン・ロボットシステムです。本システムは、オイル温度と流量、滴下パターン、移動速度を自在に調整するロボット駆動システムと、心理状態を生理検査から推定するために、心拍数心拍変動係数、心拍変動周波数解析値、さらに足背部の皮膚温をモニターします。 これら生理検査値の変化に従い、駆動条件を変更させることができるシステムです。
伝統的なシローダーラーのやり方では、オイルの温度制御や滴下位置をゆっくりと移動させるなどの操作は、慣れていない施術者にとってかなりのストレスになっていました。施術者の精神状態やオイル温度の変化、移動速度などが披施術者に大きな影響を及ぼすアーユルヴェーダの施術においては、施術者が楽に、且つ当然被施術者も快適に行われることが必要となります。また施術中に急に不安感や動悸が出現する可能性が皆無ではないので、そのような場合でも本システムでは、心拍数のモニターを行っているので施術者側で気づくことができます。このような人工知能付きシローダーラーロボットは、施術者に被施術者の各種情報を与えてくれるため、人間とコンパニオン・ロボットが、一緒になって効率的で安全な癒し療法を行うことができます。
エステサロンや温熱治療機器のある健康増進施設、また医療機関での活躍が期待できます。
インドから日本へ伝来し、そして今度は日本から全世界へ向けて、効率的で安全な癒し療法を提案します。
型      式
1:EM-SR-1-A
   (人工知能搭載型:アルゴリズムCD-ROM・小型発信機・受信機)
   (パソコン本体・パソコン用机は、付属しておりません)
2:EM-SR-1-P(プログラム設定型)
外 形 寸 法
横700 × 奥行450 × 高さ647~682mm(突起部除く)
総   重   量
約85kg
オイルタンク容量
最大3ℓ 通常レベル2.5ℓ
使  用  液 体
ゴマ油・ハーブ水
液体温度設定範囲
34~41℃
液体流量設定範囲
1.5~2.7ℓ/min
移動速度設定範囲
2.5~15mm/sec
移 動 パターン数
通常3パターン(こめかみ・左右移動・上下移動)
監 修 紹 介
上馬塲 和夫(うえばば かずお)
※ゴマ油の浄化・濾過装置については、別途相談承ります。
※製品の仕様・価格・デザインは、改良の為予告なく変更する場合があります
1. 胸上部に小型発信機を装着する。施術前安静時の生体信号を、パソコン内蔵のアルゴリズムソフトが
    解析し、その情報をシローダーラーロボットへ出力し、施術開始時の施術条件を決定します。
2. 5分間の安静後、施術開始。(施術開始ボタンON)
3. 小型発信機により収集される生体信号の変化を、アルゴリズムソフトが解析し、その都度シローダーラー
    ロボットへ解析結果を出力。シローダーラーロボットが、各人の快適度・不快度を判定し、不快と判定した
   場合は、快適度を増すように施術 諸条件(油温・流量・移動パターン・移動速度)を変化させます。
4. 施術時間は、個人差により30分から45分で終了。パソコンには各人の生体データが、時系列に
   記録されます。シローダーラーロボットには、各人の施術条件変化履歴が記録されます。
5. 施術完了後、心理検査プレートにより各自の心理変化データを収集します。
6. 上記4と5で収集したデータにより施術結果を各自にフィードバックします。そして、更に快適さを増す
   為に、次回(2回目)の施術方針が話し合われ、決定されます。